今回購入したのは650XT
1050はデザインも新しく機能満載。価格が高くなり重量も数十キロ重くなるので身の丈にあった650を選びました。
でも高級感とメカ感がかっこいいなぁ…
先代のVストローム650はアルペンマスターと欧州で高い評価のような事を読みました。
実際にはかなり古い称号で、最新ではDucati MultistradaやBMW R 1250 GS、Yamaha Tracer 9 GT、Triumph Tiger 900 Rally Proなどやはりプレミアムな最新モデルがレビューされているようでした。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.motorradonline.de/typen/alpen-masters-2021-finale/amp/
アルペンとはアルプスの事で、フランス、スイス、イタリア、オーストリアの国境を跨ぐ1000kmほどの山岳地帯でモンブランやマッターホルンなどの4000m級の高峰が有名。
対して日本アルプスは中部地方を中心に、新潟、富山、長野、山梨、岐阜、静岡などを含む200km、3000m前後の高峰が多く、欧州のそれと比べると規模こそ小さいが似通った点も多い。
比較する術はないが、恐らく日本の場合より道は細く、四季折々の気候による様々な道路環境変化という面では欧州より小排気量、軽量モデル適してると思われる。
実際のところフルパワーの400ccで十二分と思うが、今の国産400ccはやや力がなく峠道の登りでは正直物足りない。
Ninja400Rに8年乗って良い面もたくさんあるが
、グローバル時代のガラパゴスの結末はやはり残念というのが正直である。
むしろ逆に割り切って250ccの方がバランスとしても車種のラインナップ、本気度を、見ても最適と言えるかもしれない。
振り返ればどう考えてもリッターバイクを日本で乗る合理性があるとは思えない。
アクセルを開けてぶっ飛びそうなのを電子制御でパワーを落として乗りやすくしてるのは、確かに本番アルペンの(恐らく道も日本より広い)1000kmには適しているだろう。
それに自分で起こせないバイクはバイクじゃないし、何となく日本の方が細々した道での立ちゴケやスリップダウンも多そうな気がする…
ところがバイクは合理性で乗るものとは限らない、趣味性、ファッション性の強いものだから、何十万もする時計をいくつも持つような方がいるように、リッタープレミアムバイクで勿論いいのだけど、衝動買いの後悔や、自分を偽って(どっちが?)誤魔化すのも不健全なので、この辺りは突き詰めておきたい。
そもそも登山するまで腕時計を持ってないシュウマイなので。
世の中、心理学的に練られたコマーシャルの影響や巧みな努力によるブランディング、ステルスマーケティングなど誘惑が多い。
Vストローム650XTに至る道は曲がりくねった先の見えないものだったけど、ようやく今の自分に到着した気がする。
2気筒なんて絶対買わないと思ってたのに、ロードスポーツを買うつもりで、アドバンチャーなんて候補になった事なかったのにわからないもんである。